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2018.01.31 自分の城で

 私が働く町工場。

 昨年の後半あたりから、私は一台の製造機械を担当することになり、ほぼ専任という形で、毎日、作業している。

 それまでは内職さんなどの外回りをしたり、状況を見ながら、日によって、場内のあちこちの仕事を動き回っていた。

 若干、落ち着きのない仕事態勢で、どこか場当たり的な感も否めなかった。

 この頃はパートさんへの指示や事務的作業もあるが、一日の大半は機械の前に腰を据え、自分のペースで仕事ができている。

 自分で計画を立て、その計画に従い、自分の責任で仕事をしていく。私は臨機応変というのが苦手なので、こういう決められた流れのほうが仕事はやりやすい。

 そんな風に、ほぼ自分専用となっている機械と向かい合って、ひとり仕事をしていると、その場所が自分の小さな城にでもなったような気がしてくる。

 そして、この自分の小さな城を大切にしたいという気持ちも芽生えてくる。機械回りの作業スペースをきれいにしたり、慣れない機械のメンテナンスも自分なりの感覚でしている。

 そういう思いで、日々、仕事をしている効果だろうか(もちろん、作業慣れもあるだろうが)、この頃、仕事の効率も上がってきたような気がする。そして、その分、早く帰れたり、休日出勤も減っている。

 「仕事の効率を上げていく」というのは今年の目標でもあるので、このまま精進を続けていきたい。

 自分の居場所の中で、自分という人間がつくられていく。自分を失くさないためにも、この場所をきちんと守っていきたいと思う。