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 時が紡いだ絆というものだろうか。

 父亡きあと、母がひとりで日中、家で留守番をしているのだが、これまで父とずっと一緒だったので、さびしくないかと心配なところがある。

 外との交流がある趣味の一つや二つ持っていれば違うのだろうけれど、母は私と同じように社交的ではないほうなので、無理強いをしても、逆にストレスがたまるだろう。

 そんな中、となりの家のおばさんとは良好な関係らしく、週に何度か、遊びに来てもらい、おしゃべりをしているようである。

 となりのおばさんも旦那さんを亡くされているので、そういう気心は理解し合えるのだろう。

 平日の日中、私は仕事で家にはいられないので、ありがたいと思う。

 となり近所ではないが、遊びに来てくれる人もいる。

 以前、私の家の近所に住んでいたおばさんで、父の死後、母を心配して、何度か家を訪れてくれている。

 私が子どもの頃、そのおばさん家族と、マイクロバスを借りて、伊豆へ旅行したことがある。あれから四十年くらいになるが、私の中では、今でも楽しい思い出として残っている。

 先日、そのおばさんからの電話をたまたま私が受けた。経てきた年月を感じさせる声を聞きながら、母のことを忘れないでいてくれたことに感謝したいと私は思った。

 先日、母は白内障の手術を受けた。少し目も良くなって、より元気になってくれたらと私は願う。

 そして、仲良くしてくれる人たちとも穏やかな時間を一緒に過ごしてもらいたい。

 母の小さな背中を見つめながら、そんなことを願う私である。