FC2ブログ

 九月になり、一週間ほど。

 子どもたちの夏休みも終わり、私のまわりにも日常が戻ってきたような気がする。そして、それぞれの日常をそれぞれが生きていく。

 日常というものに平穏を感じる人も多いが、その反面、息苦しさを感じている人も少なからずいると私は思う。

 たとえば学校で、いじめを受けている子。仕事を探しているのに、うまく見つからない人。なかなか治らない病気に向き合っている人。

 その苦しすぎる日常を終わらせるため、この世界に、さよならをしたくなってしまう人間もいるかもしれない。

 でも、それはその人間の弱さばかりが原因だろうか。

 私が思うに、まわりに支えてくれる人がいなかったら、誰でも苦しいときに逃げ出したくなってしまうのではないか。

 ひとりでいると、何かをあきらめてしまう傾向が高くなってくると私は経験的に思う。

 今、何か苦しさを抱えていて、あきらめたくなった人に私は伝えたい。

 それはあなたのせいではなく、ひとりでいるせいだと。

 しかし、苦しいときに交遊関係を広げていくのは難しい。自信や余裕をなくしていると、人の気持ちというものは外に向かっていかないものである。

 そういうときは小さな自信みたいなものを自分の中につくっていくのが効果があるのではないかと思う。

 掃除をして、昨日より部屋をきれいにするのもいいだろう。あるいは少しだけ足を延ばして、知らない町を歩いてみるのもいいだろう。もしくは毎日、日記を書き足していくことだっていいかもしれない。

 小さなことから始めて、ちょっとずつ、誰かと関わっていくための準備をしていく。きっと、それがあきらめないことにつながっていくはずだ。

 今日もやってくる日常が多くの人にとって、平穏になりますように。

Secret