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 旅の二日目。

 ホテルでの朝食を終え、やってきたのはレンタカー会社。今日はまず、レンタカーで登山口へと向かう。

 カーナビに案内され、走ること一時間ほど。湯の丸高原の地蔵峠に到着した。ここから今回の山、烏帽子岳への登山道が始まる。

 烏帽子岳は標高2066m。登山口からは300mちょっとの登り。そして歩行距離は往復で8キロ強で、中高年の私の体力的にはちょうどいい感じである。

 私が歩き始めた午前9時の段階で、登山道を歩く人の姿はほぼ皆無だった。若干、冷たい山の空気感の中、私はひとり黙々と歩みを進めていく。

2018信州旅12 

気持ちのいい山道

 山の中に入れば入るほど、自分の責任は大きくなっていく。道に迷わないように、足を挫かないように、そしてできるだけ余分な体力を使わないように一歩一歩確実に。

 時折、誰かに追いついたり、逆に山を下ってくる人に出会ったり。少し遠くから聞こえてくるクマ鈴のやさしい音色がひとり登山者の私を励ましてくれる。

2018信州旅13 

一部、紅葉も

 後半の急登を終え、稜線に出ると、視界がぐっと広がった。はるか眼下に上田の町なのだろうか、人々の営みが広がっている。

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 今、この瞬間、山を登って良かったと思う。鏡で確認したわけではないが、たぶん、私はいい笑顔になっていることだろう。

 小烏帽子岳のピークを越え、烏帽子岳の頂上に到達。残念ながら、頂上はガスで視界不良だったが、ここまで来る間に、いい空気を吸い、いい景色も見られたので、良しとしよう。

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 その後、山をひたすら下り、ちょうどお昼に駐車場に戻ってきて、昼食をとり、誰もいない日帰り温泉で山登りの疲れを癒した。

 そうして三時間ほどの素敵な山旅は終わった。

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2018信州旅15

                  つづく
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