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 週末、いつもではないが、私は母と一緒に買い物へ行く。

 歩いても行ける近くのスーパーの場合は荷物持ち、その他のクルマを出す場合は運転手兼荷物持ちの役目である。

 今や、ネット通販という便利なものはあるが、高齢の母にとっては、ほぼ無縁のものである。

 やはり、お金を出して買うものは自分の目で確かめたいのだと思う。

 とはいえ、年を取ると、いろいろと弱ってきて、思うとおりにいかないところも多い。

 元々、母は筋力があるほうではなかったが、この頃、重いものをあまり持てなくなった。

 今のうちは、買い物や家にいるときは私も手伝えるが、哀しいかな、私も徐々に年を取ってきている。

 私の家では農家から直接、米を買い、家の近くの無人精米所で精米をしている。一袋30キロを持ち上げ、機械に米を入れるのだが、私も高齢になったら、どうだろうかという心配もある。

 さらに私の家の風呂は灯油を使うボイラーなので、自分でタンクへ灯油を補充する必要がある。あの18リットル入りのポリタンクを腰ぐらいの高さまで持ち上げ、流し込む作業は今でも、きついところがある。

 巷では自分でゴミを集積所まで持っていくのも大変な通称「ゴミ出し難民」と呼ばれる高齢者もいるという。

 やがて、私も高齢になる。そして、ひとりぼっちになる。

 そのときは自分の体力と相談しながら、いろいろと工夫をしていくしかないのかなと思う。

 米だったら、近くのスーパーで少量ずつ買ってくるとか、灯油はポンプで地道に入れるとか、ゴミ出しは台車を使うとか。

 いろいろ考え始めると、心配は尽きない。でも、結局のところ、なるようにしかならないところもある。将来、選択肢をより多く残すためにも、筋力、そして思考力をなるべく落とさないようにしたいと思う。

 母の手伝いをしながら、自分の将来も少し考えながら、一日一日を過ごしている私である。
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